Dell デジタルハイエンドシリーズ U4323QE 42.5インチ 4K USB-C HUB モニタ-

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こちらで紹介したモニターの後継機のようです。
MacBook Air (13-inchi, Mid 2011)でも使える、Dell U4320Q 42.5インチワイドモニター

U4320Qは販売終了していて、42.5インチがラインナップから無くなっていたのですが、復活して良かったです。デジタルハイエンドシリーズは3年保証のため、あと少し保証はありますが、今のが壊れたらどうしようと思っていました。

 

さらにパワーアップしているようです。KVMの機能も搭載しています。使い方によっては便利な人もいそうです。ただ、Dell Display Managerというソフト(Mac版もある)で、例えばAlt+Pとかキーを決めて順番に切り替えるようです。順番の切り替えは例え2台だとしても少し不便なんですよね。どこに切り替わっているのか分かりにくくて。

 

私は旧機種なのでKVMなしで、3台のPCをこちらを使って切り替えています。
Cable Matters USB切替器 4ポート USB 3.0 4台PC用 4入力4出力 5Gbps USB

リモコンでダイレクトに指定して切り替えれるので便利です。ただのUSB切り替え器なので、キーボードやマウスなどの切り替えだけに使っています。切り替える前にディスプレイをスリープにすれば、ディスプレイは自動認識で切り替えられます。

 

サブのディスプレイ(Dell U2415)も繋いでいます。42.5インチあっても、サブはあった方が良いです。サブを31.5インチにしたいくらいです。サブはDisplaylink系のUSBアダプタ経由でつないでいます。こうすることで、USB切り替え器でサブディスプレイも切り替えることができます。

 

古いPCだとDisplaylinkの負荷が気になりましたが、ここ数年のマシンではほとんど気になりません。圧縮してやりとりしているので、こちらの方がシステム全体としてI/O負荷が低いのではないかと思うくらいです。

 

話がそれましたが、KVMは使わなかったとしても、U4323QEはおすすめです。U4320Qは過去3年以内に買って良かったものの中ではダントツで一番です。このサイズは便利すぎます。31.5インチでも得られない快適さです。U4323QEはさらに上位版です。買って何年経っても、満足感が得られる製品だと思います。

M2 Mac miniを購入しました

主に吊るしで良いのかと、少し安く買う方法について書きます。

 

MacBook Air (13-inchi, Mid 2011)でも使える、Dell U4320Q 42.5インチワイドモニターで紹介したMacBook Airからの乗り換えになります。記事を買いた後に、やはりMacBook Air 2011では限界を感じて、しばらくは3年前に5万円台で買って持っていたThinkBook 15を使っていました。

 

ThinkBook 15も今でこそ円安で少し高くなっていますが、以前は高性能な割に激安でした。数千円でメモリを16GBまで自分で増設して、今でも快適に使えています。10年近くMac使って、すっかりMac派寄りになっていたのですが、Windowsに戻ってみて、Windowsの方が便利かもって感じましたw。

 

とは言うものの、私用で使うMac環境も持っていたい気もします。M1 Macが出た時に、Mac miniのデザインが変わらなかったことにがっかりして、次が出るまでと待とうと考えていたら、2年も経って、やっと出たと思ったら同じデザイン。あの、夢のあるMac miniのデザインリークは何だったのか。。

 

M3が出てもデザインは同じではとの噂もあり、価格も少し下がったので、ここらで手を打つことにしました。下がったと言っても、M1 Mac miniの最初の価格は、7万2800円だったんですね。それを思うと、8万4800円は1万2000円も高くなっているのか。M2になっているとは言え、実質ほとんど変わらないのにです。

 

M1 Mac出た時に買った人の方が勝ち組みですね。待って良かった点と言えば、いろいろとソフトウェアが整ったことでしょうか。Display Linkのドライバー、zoom、slackと普段使うアプリはAppleシリコンに対応済みです。今のところ、Rosettaをインストールせずに環境が整いました。まあ、最初の薔薇の道を進むのも楽しかったのでしょうけどね。

 

あと、M1の2年後に出てるから、その分、OSサポート期間が伸びてくれるかなと期待できる点くらいですかね。まあ、OSアップデート止まっても使い続けますけどねw。それで、買ったはいわゆる吊るしのモデルです。

 

256GBだとSSDが遅いじゃの、8Gだとメモリが足りないじゃの言われていますが、全然大丈夫です。惑わされてはいけません。正直、8万4800円でも高いです。こんなものに、これ以上かけてはいけません。256GBのSSD足すのに2万8000円、8Gのメモリ足すのに2万8000円。ふざけています。冗談も言うのも大概にしないといけません。

 

そう言えば、家族共用のPCとして、年末にDellのInspiron 13を買いました。こちらだと、SSD256GB足すのに4000円、メモリ8G足すのに4000円くらいの価格差、合わせても8000円くらい。Macと比較すると7倍の価格差です。Dellは良心的です。というか、それが普通です。Appleが異常なんです。

 

まだ1日しか使っていませんが、今のところスワップ使用量は0バイトのままです。zoomとslack立ち上げて、メールやChromeも立ち上げて、タブも30枚程度開いて見ましたが、0バイトです。0バイト以外をまだ目撃していません。

 

Chromeでタブを山のように開いて、アプリもいっぱい立ち上げて、ほらスワップが発生してるでしょ、SSDチビますよみたいな動画も散見されますが、明らかにあおってます。そんな使い方したら、16GB積んだWindowsでもスワップ発生しそうな勢いの使い方ですw。

 

もちろん、仕事でバリバリメインで使いますって人は盛るしかないです。私も仕事に使う道具の場合は糸目を付けません。悩んだら高い方が基本です。ただ、そうでなければ吊るしの安い方です。他の選択肢は無いです。

 

スマホ買う時は、コスパ考えるでしょ。そこそこの値段で、そこそこの性能。仕事道具じゃ無いからです。パソコンも同じです。2万8000円や5万6000円は、次のスマホの買い替えの資金に残しましょう。Dellとの価格差7倍はコスパ悪すぎます。

 

とは言うもののSSD 256GBは10年近く使う考えたら足りんのちゃうかって、心配にはなりました。容量不足でディスクを整理するのほど、不毛な時間は無ですからね。ただ、実際に見てみると、256GBモデルで、実際の容量は245GB、OSや普段使うzoomやslack、vscodeコマンドラインツールなど一式入れた状態で、残り211GBあります。

 

これだけあれば、動画は無理にしても、写真くらいは全部入りそうです。まあ、もう写真もGoogleフォトで管理してるので、Macに入れることも無いかもです。

 

SSD遅い問題も、体感は難しいと思います。3年前に買った5万円のPC(第10世代のCore i3)ですら今でも十分快適で、M2 Mac miniも快適。年末買った第12世代のCore i5も、もちのロンで快適。

 

Intelも第12世代に入って目覚ましく早くなって、確かに第10世代のCore i3と比較すると微妙にテキパキは動くようにはなってますよ。でも、体感というか、QOL的にはほとんど変わりません。

 

ゲームするとか、動画編集するとか、仕事でメインで使うとか、そういうので無ければ、既にパソコンも成熟していると言えると思います。どれ買っても同じなんです。買うなら自信を持って吊るしの安いのを買ってください。

 

さらに、安く買うには。条件がありますが、Amazon Primeに入っていて、Amazon Primeカードを持っている場合、タイムセール時期にAmazonでモバイルアプリから買えば、実質10.5%引きで買えます。Amazonやヨドバシなどで買えば、いつでも5%のポイント還元は付いていますが、タイムセールを狙えば、さらに5.5%増しできます。

 

例えば、今回のセールだと最大の10%還元になるのは食品・飲料・お酒だけですが、逆に全ての商品で5.5%までは付きます。これは、普段付いているショッピングポイント(Mac miniの場合は5%)とは別に付きます。つまり、10.5%還元されます。

 

ポイントアップの還元は期間中に最大5000Pまでですが、これはPrimeカードの通常還元分2%やショッピングポイントの5%は除くので、3.5%分だけのポイントの最大です。なので、最大限還元されます。

 

つまり、合計8904ポイント付いて、実質7万5896円でMac miniを購入できます。タイムセールは昨年の実績で月1回以上のペースで実施されているので、今回逃した方は次回を狙ってはどうでしょうか。Amazon Primeカードがあれば10.5%、無くてもプライム会員なら7.5%は還元されます。

 

Amazon Primeカードは私も最近作りました。Prime会員にはずっとなっていたのですが、あまりクレジットカードを増やしすぎてもと敬遠していました。ギフトカードを買って、そのポイント還元でしのいでいたのですが、その還元もいよいよ小さくなったので踏み切りました。既にプライム会員の方は、Amazonで良く買い物するってことでしょうし、もれなく持っておいて良いと思います。

 

MacBook Air (13-inchi, Mid 2011)でも使える、Dell U4320Q 42.5インチワイドモニター

ここ数年で購入したIT機器の中では一番インパクトのある買い物でした。サイズ的にもw。通常販売価格は96,980円(税抜き・送料込み)で少しお高いです。15%OFFの時に購入したので82,433(税抜き・送料込み)、税込で90,676円でした。

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このモニターを、仕事ではMacBook Air (13-inch, Early 2015)、私用ではMacBook Air (13-inchi, Mid 2011)に接続して使っています。いずれも、Mini Displayport to Displayport ケーブルでつなでいます。 

 

Early 2015では4K 60Hzで接続することができます。Mid 2011は4K 30Hzになります。「30Hzだとマウスカーソルなどがついてこなくて実用的でない」という風な記事を良く見かけますが、実際使ってみた感じだと全然そんな感じはなく、普通に使えます。よくよく見ると少し応答が遅いのかも知れませんが、30Hzで不便に感じたことはありません。動画も問題なく再生できます。

 

MacBook Air 13-inch, Mid 2011(メモリは4GBのモデル)は購入してもう10年。今年中には11年目に突入しますが、まだまだ現役です。4Kモニターをつなぐことで、えらい立派になりました。まだ数年は使えそうな勢いです。こうして見ると、ここ10年ほとんどPCが進化していないことに気付かされます。

 

実は、昨年はM1 Macの発表当日の深夜に眠い目をこすりながらM1 MacBook Airをポチったのですが、数日後に外部モニターが1台のみという制約に気付いたり、そもそもノートPCである必要はあるのか?、M1 Mac miniでもいいのではないか?など、いったん冷静になってキャンセルしました。ちなみに、その地点ではApple Storeからはキャンセルできませんでしたが、電話するとすんなりキャンセルできました。まあ、Apple Storeは届いて開封後でも返品できるくらいですから。

 

iPadSurface Proなどいずれも初代に手を出して、最初の1年の満足度の高さは分かっているものの、一方でMid 2011のMacBook Airでも、普段のネット閲覧程度では十分快適というのもありました。さすがに最近Zoomは少し重くて、バーチャル背景も重すぎて実用的ではありませんが。M1 Macにすればそこは快適になると思います。

 

最初届いて設置して使い始めた印象は、「やっちまった。やっぱりちょっとデカ過ぎた」でした。でもその印象は2、3日後には無くなりました。今では、理想的にはもう少し大きいディスプレイの方が良いと感じます。Zoomでモブしたり、色々なウィンドウを並べていると、4Kだと少し足りない(特に横が)と感じることがあります。5K(5120x2880)で50インチ以上、理想的なディスプレイの最低ラインかも知れません。

 

それで、何が便利かというと、やはり大きさです。それまでは、Dell U2415(1920x1200)を横に2枚並べて使っていました。42.5インチになるとさすがにウィンドウをフルサイズで使うことはほとんど無くなりますが、それでも1920x1200のような小さなサイズでブラウザなどを開くことはありません。高さを目一杯に開いたり、1800ピクセルくらいで開いたり。今まで、高さが足りていなかったのだということを実感します。

 

Amazonでショッピングするときとかでも、ページの情報量が増え、縦スクロールが減って、快適です。Visual StudioIntelliJで開発するときも縦横を増やすとかなり快適です。この快適感は4Kの31.5インチでも感じられるかも知れませんが、大は小をかねるです。余ったスペースにSlackやZoomを配置できます。つなぎ目なく大きなスペースを使えることがストレスを軽減します。動画も42.5インチだと素直に迫力があって良いです。

 

ただ、この広大な4K 42.5インチでも足りないと感じることもあって、実際にはDell U2415を1台残して横に並べて2画面で使っています。この辺りが、5Kの50インチくらいが理想の最低ラインと感じる所以です。

 

Dell U2415はDisplayLink系のUSBアダプタで接続しています。こちらは、Mid 2011でも使えるもののAirPlay経由しか接続できなくて負荷もかかるので、仕事で使っているEarly 2015(メモリは8GBのモデル)でのみ使っています。DisplayLinkはM1 Macでも動作するようですが、やはり負荷は少しかかるのであまり気持ち良いものではありません。システム上無理なマシンで、どうしてもつなぎたい場合の最終手段です。

 

U4320Qのドットピッチは0.2451mmで、これまで使っていたU2415の0.27mmより小さく、購入前には心配でした。I-O DATAの49インチなど他社の49インチクラスも検討しました。ただハーフグレアだったり、多少安いのですが、ここは仕事道具なので値段はある程度までは妥協しないことにしました。コロナが収束しても在宅は続けそうですし。それでも最後までドットピッチは心配でした。

 

実際に使ってみると、Macで使っている分には100%表示でも文字が小さいと感じることはありません。Windowsも、仕事で主にリモートデスクトップ経由で使用している分には、全画面にすることが無いからなのか100%でも小さいと感じることはほぼ無いです。普段はあまり使わないのですが、Surface ProやThinkBookを直接つないだ場合はOSが全画面になるので、125%くらいにした方がスタートメニューなどが使いやすい気もします。が、100%でも全然小さすぎて見えないなんてことはありません。

 

100%とか125%とかが気になるのはOSの部分だけです。ブラウザはそもそもフォントサイズはサイトによってまちまちなので、読みにくいと思ったらCommand(WindowsならCtrl)と+-で調整すれば良いだけです。しかも、ブラウザは100%、110%、125%と割と細かく拡大縮小できます。

 

ちょっと長くなってきたので、高さ調整や端子などについて後日レポートします。まとめると、Dell U4320Qはおすすめです。10万使えるならまずこいつです。QOLが上がります。M1 Macは次のProが出てから考えても遅くありません。個人的にはminiの第2世代に期待です。

娘がやっていた中1数学の問題


じゃんけんでAさんが勝つと、Aさんに+2点、Bさんは-2点。
Aさんが引き分けか負けると、Aさんに-1点、Bさんは+1点のルール。

もともとの問題は「10回した時にAさんが+5点になった場合のAさんの勝った回数は?」なのですが、そもそもどちらが有利なゲームなのかが気になりだしました。

期待値は2人とも0点で同じです。ですので、点数をそのままお金に換金するようなゲームだと対等です。しかし単なる勝ち負けだと違ってきます。

例えば、1回勝負だと明らかにBさんが有利です。2/3の確率でBさんが勝てます。2回勝負だとどうなる?。書き出してみると9パターンあって、5/9でAさんが勝って、Aさん有利。3回勝負だと27パターンあります。数え上げると今度はBさんが微妙に有利。

ある程度書き出すと点数の規則性が見えてくるので、スクリプトを組みました。30回までを計算します。
http://jsfiddle.net/takezi/xrprjLcx/

最終点数の勝ち負けの確率(%)のグラフで、そこにも規則性が見えてきます。


・Aさがん有利なのは2, 5, 8, 11, 14・・・回じゃんけんを行ったときだけ
・3, 6, 9, 12, 15・・・回じゃんけんを行ったときだけdraw(2人とも0点)の可能性がある
・drawの確率は、回数が増えれば増えるほど下がっていく
奥深いです。

netcatでTCPプロキシー

netcatには種類があるらしい。
http://d.hatena.ne.jp/EijiYoshida/20111109/1320800716

Cygwinで入れたらOpenBSD版のよう。こいつでHTTPをプロキシする。
このあたりを参考にした。バックパイプというのを初めて知った。
http://notes.tweakblogs.net/blog/7955/using-netcat-to-build-a-simple-tcp-proxy-in-linux.html


$ mkfifo fifo
$ while :; do nc -k -l 10080 < fifo | nc 127.0.0.1 80 > fifo; done

Ubuntuの場合 -q 1 で少し待たせる必要がある。


$ mkfifo fifo
$ while :; do nc -q 1 -k -l 10080 < fifo | nc -q 1 127.0.0.1 80 > fifo; done

通信内容をin, outファイルに保存させる場合。


$ while :; do nc -k -l 10080 < fifo | tee -a in | nc 127.0.0.1 80 | tee -a out > fifo; done

別のCygwinを2つ開いて通信内容を表示させる。


$ tail -f in


$ tail -f out

少し不安定だが、とりあえず使える。
終わったら fifo を消しておく。


$ rm fifo

C++の参照は再初期化できない

ある関数の戻り値がクラス参照となっていて、それを何度か呼び出す場合、別名で何個も作るのが面倒で、思わず使いまわした場合。コンパイルは通るが大変なことに。


class CTest {
public:
int m_nValue;
};

CTest g_x[2];

CTest& getX(int n)
{
return g_x[n];
}

int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[])
{
// g_xの初期化
for(int i=0; i<2 ;i++)
g_x[i].m_nValue = i;

// xをgetX(0)で初期化
CTest& x = getX(0);
// xをgetX(1)で再初期化
x = getX(1);
// ↑NG:コンパイルは通るが、実際には再初期化ではなくgetX(0)へのコピーが発生している。

printf("x = %d\n", x.m_nValue);
printf("g_x[0] = %d\n", g_x[0].m_nValue);
printf("g_x[0] = %d\n", g_x[0].m_nValue);
return 0;
}

実行結果


x = 1
g_x[0] = 1
g_x[1] = 1

JIS X3014にもこう書かれています。
「参照は、初期化した後で他のオブジェクトを参照するように変更することはできない。」

大事なことなのでもう一度書きます。
C++の参照は再初期化できない」